国土交通省は30日、平成17年排出ガス規制(新長期規制)の実施に伴う基準値をまとめた。現行の新短期規制に比べ、乗用車ではNOxとHC(炭化水素)がほぼ半減。トラックでは、PMが85%削減されるなどの厳しい内容だ。
国土交通省は30日、来年1月5日から自動車検査証(車検証)やステッカーのデザインを変更すると発表した。自動車の登録情報を管理する「自動車登録検査業務電子情報処理システム」の全面更新に伴う措置。車検証の色が現在の薄いオレンジ色から紫色になるほか、偽造防止印刷技術も導入される。
トヨタ自動車は30日、『クラウン』など延べ11車種、合わせて20万台あまりのリコールを国土交通省に届け出た。
スズキは、軽乗用車の新型『ワゴンR』を30日に発表、同日より全国一斉に発売する。3代目となる新型は、「様々なユーザー、様々な使用シーンに対応した万能型ワゴン」を商品コンセプトに開発された。 標準仕様とスポーティな「RR」にラインナップが大別されるのは従来と同じ。
トヨタ自動車が29日発売した『シエンタ』は、「赤ちゃんを抱いた女性」が乗りやすいというイメージで、「ユニバーサルデザインの社内評価を適用して開発した」(張富士夫社長)。永井正之チーフエンジニアによると、「乗降性」については社内で「非常に楽に使えるレベル」としている3点(花マークが3つ)になったという。
トヨタ自動車が29日発売した新型ミニバン『シエンタ』は、2つのグレードが異なるモデルのプラットフォームを合成して作り上げている。開発担当の永井正之チーフエンジニアによると、前部は『ヴィッツ』に採用された「NBCプラットホーム」、負荷がかかる後部は1ランク上の『カローラスパシオ』のプラットホームを採用したという。
雨に翻弄されたアメリカGPを制し、通算70勝目を挙げたミハエル・シューマッハ。劣勢を跳ね返す終盤に来ての2連勝で、6度目となるワールドチャンピオンの座へあと1ポイントとと王手をかけた。
トヨタではコンパクトミニバンクラスに、『シエンタ』に近い存在の『カローラ・スパシオ』がある。スパシオにも1.5リットルエンジン搭載車がラインナップされ、販売店も同じということもあり強力なライバルとなるはずだ。
『シエンタ』が登場したクラスにはホンダ『モビリオ』、日産『キューブ・キュービック』といった先陣が控えている。シエンタの開発は当然ライバルを意識して進めたのだろうか? チーフエンジニア永井正之氏は「シエンタはサードシートまでキッチリ使うことができるミニバンとして開発しました。他のメーカーのモデルはライバルとして意識していません」とキッパリ。
あす10月1日から東京都と神奈川、埼玉、千葉の3県が乗用車を除くディーゼル車を規制し、粒子状物質(PM)の排出基準に満たない車の走行を全面禁止する。きょうの東京などが“告知”記事などを掲載している。