「市販ディスプレイオーディオ」の音響性能を具体的に検証![イン・カー・リスニング学…メインユニット編]

アルパイン・DAF11Z
  • アルパイン・DAF11Z
  • ケンウッド・DMX7509XS
  • カロッツェリア・DMH-SF1000

愛車のサウンドシステムの性能を上げていくことを趣味として楽しんでいるドライバーが多くいる。当連載では、それを実践する上でのセオリーやノウハウについて全方位的に解説している。現在は「メインユニット編」をお贈りしている。

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◆“大画面”モデルが良ければ、アルパインは要チェック!

今回は、「市販ディスプレイオーディオ」のオーディオ性能を、各メーカーごとに具体的にチェックしていく。音響性能の高い「ディスプレイオーディオ」としてはどのようなものがあるのかを明らかにする。

なお、大手カーエレクトロニクスブランドの中でディスプレイオーディオを複数ラインナップしているのは、カロッツェリア、アルパイン、ケンウッド、これら3社だ。

では早速、詳細に分析していこう。まずはアルパインから。同社のディスプレイオーディオの強みはなんといっても「大画面であること」だ。「AV一体型ナビ」もディスプレイオーディオも大画面化が進んで久しいが、主流は9型だ。しかしアルパインはディスプレイオーディオについても11型までをラインナップする。

画面が大きくなれば、動画系コンテンツを再生するとき後席からも見やすく、前席では操作もしやすい。画面サイズの大きさを優先したいのなら、アルパインのモデルのチェックはマストだ。

ケンウッド・DMX7509XSケンウッド・DMX7509XS

◆アルパインなら車種専用データも活用可能。ケンウッドなら「無線ミラーリングを行える!

ところでアルパインのディスプレイオーディオでは、車種専用データをダウンロードして活用できる。サウンドチューニングデータも車種専用に用意されているので、それを利用することで高度なサウンドチューニング機能を誰でも有効に運用できる。ちなみに搭載されている「イコライザー」は、より詳細なセッティングを行える「パラメトリックイコライザー」だ。そしてその他の機能も充実している。

次いでは、ケンウッドのディスプレイオーディオのオーディオ性能を見ていこう。ケンウッドは、計4機種をラインナップしていて、そのうちの1機種が9V型のフローティングモデルで、その他が6.9V型もしくは6.8V型だ。

で、特長はApple CarPlayとAndroidAuto(以下、カープレイ)をともにワイヤレスにて接続できる機種があること、そして3機種がスマホのミラーリングもワイヤレスにて行えることだ。カープレイをワイヤレスにて繋げられると、音楽を聴くときBluetooth接続より利便性が高まる。アプリの操作をほぼすべて車載機のモニター上にて行えるようになるからだ。

カロッツェリア・DMH-SF1000カロッツェリア・DMH-SF1000

◆カロッツェリアはラインナップが特に豊富。オーディオ性能も高い!

そしてカロッツェリアは特にディスプレイオーディオの製品ラインナップが豊富だ。計8機種を居並べていて、その内の7機種がカープレイに対応する高機能機だ。画面サイズバリエーションは以下のとおり。10.1V型機が2機種、9V型機が2機種、そして6.8V型機が3機種、7V型機が1機種、このような陣容となっている。

スマホ連携力も高い。4機種がカープレイをワイヤレスにて接続できる。スマホのミラーリングを行える「HDMI入力端子」の装備は4機種にとどまるものの、独自機能である「ウェブリンク」機能を搭載する機種も4機種ある。そうであれば対応アプリの表示を車載機のモニターに映せて、操作もモニター上にて行える。動画系アプリを楽しむときには当機能を活用した方がミラーリングより便利だ。つまりHDMI入力端子はなくても、動画系コンテンツの再生には困らない。

そして7機種が「ネットワークモード」に対応するので、これを活用すればフロント2ウェイ+サブウーファーというスピーカーレイアウトを、より良いコンディションで制御し駆動できるようになる。そしてトップエンドモデルでは「空間オーディオ」にも対応している。

今回は以上だ。次回は「モニターレスメインユニット」の注目機をクローズアップする。お楽しみに。

《太田祥三》

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