キャンピングカーメーカーのレクビィは、2026年10月17日(土)・18日(日)に鳥取県倉吉市で開催される日本最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2026」(第11回防災推進国民大会)に、災害ボランティア用キャンピングカー「PRONTE VVDR」を出展すると発表した。
「PRONTE VVDR」は、レクビィが長年にわたる災害ボランティアの経験と、ボランティア参加者の知見を集約して開発したモデルだ。「衣食寝」すべてに自己完結できる装備を備え、被災地の物資を消費せずに活動できる点が最大の特長である。なお「VVDR」は「Volunteer Vehicle for Disaster Recovery(災害リカバリー用ボランティアカー)」の略称だ。
レクビィの災害ボランティア用キャンピングカー「PRONTE VVDR」PRONTE VVDRには、新24V電装システムの採用(使用機器の効率アップ・配線の効率化)。オリジナルの大容量リチウムイオン電池(7.2kWh)を搭載する。ミリ単位で有効スペースを見直した収納設計、石鹸不要のマイクロバブル水発生器の搭載、逆浸透膜フィルターを利用した水の浄化・再利用装備、傷がつきにくい合皮レザーシートの採用も特徴だ。後部に防水マルチルームを装備し、濡れ物の保管やシャワー利用を可能にしている。
レクビィの災害ボランティア用キャンピングカー「PRONTE VVDR」
車内は生活エリアと洗浄エリアを明確に分けた独自のゾーニング設計を採用している。後部から乗車して中間に洗浄ゾーンを設けることで、車内への塵などの侵入を防ぐ仕組みだ。防水マルチルームは実用新案登録(第3240872号)を取得している。
また、高性能な逆浸透膜フィルターを使った水循環システムにより、災害時の水質不安を解消し、安全な活動を支援する。
すでに自治体や医療法人への導入が決定しており、問い合わせも増加中だという。トヨタ『ハイエース』をベースとした「運転のしやすさ」も、導入の重要な要素となっている。
「ぼうさいこくたい2026」は、防災推進国民大会2026実行委員会(内閣府・防災推進協議会・防災推進国民会議)が主催し、鳥取県・倉吉市が協力する。メイン会場はエースパック未来中心(鳥取県立倉吉未来中心)および鳥取県立美術館周辺。産学官民の関係者による防災活動の発表やセッション、ワークショップ、ブース・屋外車両展示などが行われる予定だ。
レクビィは1984年の創業以来、国産バンベースのキャンピングカー「バンコン」を中心に製造・販売を手がけるリーディングカンパニーだ。独自の断熱施工や防水マルチルーム、軽量化技術などを開発し、10年~15年以上使用できる耐久性の高い製品づくりを続けている。






