自動運転EVバス、甲子園エリアで実証実験…西宮市と阪神電鉄が2ルートで運行

自動運転EVバスのイメージ
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兵庫県西宮市と阪神電気鉄道は、西宮市の甲子園エリアで、EVバスを用いた自動運転レベル2の実証実験を開始した。

これは、国土交通省の補助金「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」を活用したもの。自動運転レベル2とは、アクセル・ブレーキ操作とハンドル操作の両方が部分的に自動化された状態を指す。

昨年度の実証実験では、ららぽーと甲子園周辺から浜甲子園地区を周回するルートを約90日間運行し、合計約2000名が乗車した。

今年度はAI技術を自動運転の認知・判断機能に活用し、甲子園駅前を起終点として、浜甲子園方面を結ぶ「西ルート」とUR浜甲子園団地方面を結ぶ「東ルート」の2ルートを運行する。

使用車両は自動運転EVバス「Minibus 2.0」で、最高走行速度は約40km/hとなる。

実施期間は2027年1月30日までの約100日間。一般乗車は11月中旬からを予定している。なお、8月26日から28日は手動による試運転を行う。

実験ではAIシステムの調整期間を十分に設け、より人間に近い運転操作を目指す。また、甲子園駅前への乗り入れにより、より多くの利用者を見込む。

両者は昨今の社会課題である路線バスの運転士不足に対応するため、2027年度中の自動運転レベル4の認可取得を目指している。レベル4とは、特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態を指す。

実験の主体は西宮市と阪神電気鉄道で、運行はNTT西日本、ティアフォー、アイテック阪急阪神、阪神ステーションネットが協力する。都市再生機構、武庫川学院、三井ショッピングパーク ららぽーと甲子園(三井不動産)も協賛する。

《森脇稔》

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