ジゴワッツ、EV充電アプリ「PIYO CHARGE」で従量課金を2026年から導入へ

EV用普通充電器「Ella」
  • EV用普通充電器「Ella」

ジゴワッツは12月23日、経済産業省 資源エネルギー庁へ特定計量の届出を行ったと発表した。

これにより、同社が提供するEV充電アプリ「PIYO CHARGE」では2026年以降、一部スポットにおいて従来の時間課金に加えて充電電力量に応じた従量課金方式を開始する。利用者はアプリから課金方法を確認可能だ。

近年のEV普及拡大に伴い、実際に使用した電力量に応じた公平な料金体系のニーズが高まっている。ジゴワッツはこれに応えるため計量法に基づく特定計量届出を行い、「PIYO CHARGE」で従量課金を導入。従量課金では充電時間でなく消費電力量(kWh)に応じた料金となり、車両性能や充電環境による料金差がなくなるため、より透明性と納得感が高まる。

同社は従量課金対応充電スポットを順次拡大予定であり、利用者拡大を図る。一方、ホワイトラベル版アプリは時間課金スポットと相互利用可能だが、従量課金スポットは相互利用対象外のため対応アプリから利用が必要となる。

ジゴワッツは日本最小のEV充電器「Ella」やJARI認証を取得した産業用モデルを開発・販売するほか、2019年からEV充電サービス「PIYO CHARGE」を提供。EV充電器メーカーとしてだけでなく複数事業者向けのアプリやシステム開発も手掛け、業界に多角的に関与している。

《森脇稔》

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