eve autonomyの無人搬送システム、ロジコネットの危険物工場に導入…化学品物流の安全性向上へ

自動搬送サービス「eve auto」が、危険物工場を含む化学品物流現場を運営するロジコネットに導入
  • 自動搬送サービス「eve auto」が、危険物工場を含む化学品物流現場を運営するロジコネットに導入

eve autonomy(イヴ・オートノミー)は12月18日、自動搬送サービス「eve auto」が、危険物工場を含む化学品物流現場を運営するロジコネットに導入されたと発表した。

ロジコネットが運営するartienceグループ東洋インキ埼玉製造所では、設備更新が遅れ紙ベースの業務が残る中、「未来化」や「スマートファクトリー化」を目指し物流DXの重要性が高まっていた。多品種製造によるフォークリフト運転者の確保難や、危険物工場特有の高度な安全基準に対応する必要があった。

これらの課題に対し、屋外対応性能と安全性が評価された「eve auto」を導入し、省人化の第一歩を実現したという。

「eve auto」は高信頼性のEVカートと自動運転技術を活用し、雨天や夜間でも工場敷地内の屋外環境で自動運転レベル4の無人搬送を可能にしている。24時間稼働が求められる施設でも運用可能で、現在は全国約60拠点で90台以上が稼働中だ。

eve autonomyは「今日から自動化」のスローガンのもと、工場や物流施設での屋外搬送を無人化するサービスを展開。世界最先端の自動運転技術と長年の信頼を活用し、物流のアップデートと新たなワークスタイルの創出に貢献している。

《森脇稔》

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