住友電工は12月16日、完全子会社化を目的として実施していた住友理工の株式に対する公開買付けが12月15日をもって終了したと発表した。
住友電工は2025年10月30日開催の取締役会において、住友理工の株式を金融商品取引法に基づく公開買付けによって取得することを決議し、10月31日より公開買付けを実施していた。
今回の公開買付けでは、応募株券等の総数が買付予定数の下限以上となった。このため、公開買付開始公告及び公開買付届出書に記載のとおり、応募株券等の全部の買付け等を行うとともに、住友電工は住友理工の株式の全てを取得することを目的とした手続きを実施していく予定だ。
また、住友電設については、2025年10月30日に公表したとおり、大和ハウス工業による公開買付けが10月31日より実施されていた。住友電工は当該公開買付けに応募せず、大和ハウス工業との間で不応募契約を締結していたが、当該公開買付けは12月15日をもって終了した。
スクイーズアウト手続の完了後、住友電工は保有する住友電設の全株式を、住友電設による自己株式取得の方法により譲渡する、としている。



