ヤマハ発動機は11月12日、連結子会社で船外機製造のヤマハ熊本プロダクツ(熊本県八代市)とボート製造のヤマハ天草製造(熊本県上天草市)の合併を決定したと発表した。
合併に伴い、2026年1月を目標に新会社「ヤマハマリン」(熊本県八代市)を設立する。
同社は今年2月発表の新中期経営計画で、統合ボートビジネスによる顧客価値の追求を掲げている。新設するヤマハマリンでは、経営の合理化だけでなく、船外機やボートなどマリン製品の製造ノウハウを共有することでシナジーや開発機能の強化を図る。
ヤマハマリンでは主に中小型船外機の開発と製造、ボートの開発と製造などを行う予定だ。
今回の合併および新会社設立に伴う事業所や製造拠点の廃止、人員整理の予定はない、としている。



