商用EV導入のワンストップサービスを手がけるeMotion Fleetは10月21日、ジゴワッツが提供するEV用普通充電器と、eMotion FleetのEV運行・エネルギー管理システム(FMS/EMS)との連携検証を完了したと発表した。
本検証では、国際標準通信プロトコル「OCPP1.6」に対応したジゴワッツ製普通充電器と、eMotion FleetのFMS/EMSの接続テストを実施。充電器の遠隔監視・制御、リアルタイムデータ取得、スケジュール充電など、業務効率化に直結する機能の連携を確認した。
ジゴワッツは、日本最小のEV充電器「Ella」や一般財団法人日本自動車研究所認証センターから「JARI認証」を取得した産業用モデルを自社で開発・販売するEV充電器メーカー。2019年からEV充電サービス「PIYO CHARGE」や「Jigowatts Home」も提供している。
eMotion FleetのFMS/EMSは、EV・内燃車を問わず、あらゆるメーカー・車種を単一プラットフォームで一元管理できるソリューション。車両の運行状況、充電状態、燃費・電費、バッテリーの健康状態、CO2排出量などをリアルタイムで可視化し、車両ごとのパフォーマンスを直感的に把握できる。
今回の連携検証により、eMotion FleetのFMS/EMSはジゴワッツ製充電器とのスムーズな接続を実現し、より多様な車両・充電器構成に対応できる柔軟な運用環境を提供可能となった。eMotion Fleetは今後も現場ニーズに即したソリューションを拡充し、商用EV導入の加速と、脱炭素化と経済性の両立に貢献していく。