EV外部給電技術で特許取得、35~50kW級の高出力を実現…ベルエナジー

ベルエナジーがEVを「動く大容量電源車」とするカスタマイズ技術で特許を取得
  • ベルエナジーがEVを「動く大容量電源車」とするカスタマイズ技術で特許を取得

ベルエナジーは10月14日、電気自動車(EV)を大容量・高出力の外部給電車として活用するためのカスタマイズ技術に関して、特許第7751328号(発明の名称:移動式電源車)を取得したと発表した。

本特許は、既存の電気自動車に搭載された駆動用バッテリーおよび電動アクスル内インバーターの高電圧経路に直接アクセスすることで、通信規格の制約を受けずに高出力の外部給電を実現する技術である。

従来のEV充電ポートを介したV2L給電方式では出力が約10kWに制限されていたが、本技術では35~50kW級の高出力給電を可能としている。


《森脇稔》

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