燃料電池技術の開発・製造を手がけるEKPO Fuel Cell Technologiesは、IAAモビリティ2025に、新型PEMFC(固体高分子形燃料電池)スタックモジュール「NM12-single」を出展した。
同製品は最大123kWelの出力を持ち、乗用車と軽商用車向けに最適化されている。EKPOは既に自動車基準に従ってこのスタックを量産しており、中国のプレミアム自動車メーカーの車両に採用されている。
NM12-singleスタックは、高出力密度とコンパクト設計、軽量化を実現している。統合されたメディアモジュールにより、顧客システムや車両への組み込みが容易になる。また、最大84度Cまでの動作温度に対応し、より効率的な冷却システムの使用を可能にする。