ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ

V4エンジンを搭載するヤマハ「YZR-M1」
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ヤマハ発動機は12日、新たに「V4エンジン」を搭載した「YZR-M1」をミサノ・ワールドサーキット・マルコ・シモンチェリで披露した。プロトタイプマシンが9月14日に開催されるMotoGP第16戦サンマリノGPに投入される。

【画像】V4エンジンを搭載するヤマハ「YZR-M1」

2025年シーズンの第16戦での投入は「モーターサイクル・イノベーションの推進における長期的な取り組みとマシン開発へのよりアグレッシブなアプローチを示すもの」とヤマハは説明する。

MotoGPではV4エンジンが主流になりつつあり、これまで並列4気筒エンジンで戦ってきたヤマハの動向が注目されていた。満を持しての投入となる。

第16戦サンマリノGPで「Yamaha Factory Racing Test Team」からワイルドカード参戦するアウグスト・フェルナンデス選手が、この新型プロトタイプマシンで走行する。V4エンジンを搭載したYZR-M1の走りを初披露する。

また「Monster Energy Yamaha MotoGP」のファビオ・クアルタラロ選手とアレックス・リンス選手もサンマリノGP翌日のMotoGPテストでライディングを予定している。

今回のワイルドカード参戦ではMotoGPウイークの環境でマシンを試すことによるデータ収集を目的としており、「今週末の結果に基づいてマシン開発の方向性が決定されることはない」という。

ヤマハ発動機のMS開発部長、鷲見崇宏氏は、「新型V4エンジンと完全な新型マシンの開発という壮大なプロジェクトに取り組んできましたが、2025年型マシンの開発と同時進行ということで非常に厳しいものでもありました。こうしたチャレンジには大きなリスクとプレッシャーを伴います。“チームの努力”だけでなく“企業の努力”があって初めて達成できるプロジェクトであり、関係者全員が100%の力を注ぐ必要があります」とし、「頂点に返り咲くために挑戦する私たちの姿を今後も注目し続けていただきたいと思っています」と意気込みを語っている。

《レスポンス編集部》

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