ジェイテクト、ドローンサミット初出展…ステアリング技術応用のフライトコントローラー披露へ

フライトコントローラー(試作品)
  • フライトコントローラー(試作品)
  • Libuddy 500Fセル

ジェイテクトは、9月24日(水)から25日(木)にかけて「ポートメッセなごや」で開催される第4回ドローンサミットに初めて出展すると発表した。

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同社は「技術をつなぎ、地球と働くすべての人を笑顔にする」というミッションのもと、2030年までに「モノづくりとモノづくり設備でモビリティ社会の未来を創るソリューションプロバイダー」を目指している。今回の出展はその一環であり、愛知県、経済産業省、国土交通省が主催する「あいちモビリティイノベーションプロジェクト -Sora Michi-」に参画している。

ジェイテクトはドローンサミットで、開発中の国産フライトコントローラーと、自動車のバックアップ電源向けに開発した高耐熱リチウムイオンキャパシタ「Libuddy」を展示する。フライトコントローラーは自動車のステアリング技術を応用し、高い応答性と姿勢安定性を実現。試作評価テストでは突風時の安定性向上を確認している。Libuddyは電気の出入りが早く、繰り返し充放電による劣化が少ないため、ドローンの運動性能を大幅に改善する。


《森脇稔》

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