車内モニタリング向け合成データの大手プロバイダーのエニバース(Anyverse)は9月1日、自動車向け認識ソフトウェアとセンシングハードウェアを手がけるソニーデプスセンシングソリューションズ(ソニー)との提携を発表した。
長年の関係を基盤とするこの新たな段階は重要な節目となる。エニバースは現在、ソニーの車内モニタリング部門の合成データパートナーとなっている。
協業の一環として、ソニーはエニバースの物理ベースでEuro NCAP準拠の合成データセットを、車内および乗員監視の開発・検証ワークフローに統合する。これらのデータセットはソニー独自のセンサーモデルを使用して構築され、ドライバー状態監視、乗員監視、子供の存在検知などの主要用途をサポートするよう設計されている。多様な実世界条件下でのシステム性能と信頼性を確保する。