中国の自動車メーカーのチェリー・オートモービル(奇瑞汽車)が、最上位SUV『TIGGO9』2台を用いた衝突安全試験を南アフリカで実施した。
試験は時速50kmでの50%オフセット正面衝突という厳しい条件で行われた。衝突後、2台のTIGGO9の車室は全く損傷を受けておらず、ピラーA、B、Cにも変形は見られなかった。
衝突時には運転席、助手席、膝用を含むすべてのエアバッグが瞬時に展開し、シートベルトのプリテンショナーも迅速に作動した。すべてのドアは正常に開閉でき、ハザードライトが自動点灯し、燃料漏れも発生しなかった。