武蔵精密工業、ケニアで電動バイクバッテリー再利用へ…ARC Ride社と合意

ムサシブースを訪れた石破茂首相
  • ムサシブースを訪れた石破茂首相
  • ムサシブースを訪れた岸田文雄前首相
  • ムサシブースをを訪れたアフリカ開発銀行のSolomon Quaynor副総裁

武蔵精密工業が、ケニアのEVスタートアップARC Ride社とバッテリーの2次利用方法の検討に関するMOUを締結した。

これは、パシフィコ横浜で開催された「第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)」のTICAD Business Expo & Conferenceでの出来事。8月21日には、石破茂首相、岸田文雄前首相、アフリカ開発銀行のSolomon Quaynor副総裁をはじめ、日本およびアフリカ各国の政府関係者が多数来訪した。

石破首相はムサシのブースで電動バイクのバッテリーやケニアでの事業展開に関心を示し、ムサシ社長の大塚浩史氏からe-Mobilityの展開によるアフリカの経済、環境、社会への影響について説明を受けた。石破首相は同日午後の官民ビジネス対話で、ムサシがケニアやエチオピアの現地スタートアップと協力し、電動バイクのバッテリー交換ステーション事業を進め、カーボンニュートラルな交通手段の実現に取り組んでいることを紹介した。


《森脇稔》

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