アンビシャスグループ北海道(以下「AGH」)傘下のAGHトヨタ札幌とWHILLは、免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティ「ウィル」を活用した取り組みを開始すると発表した。
この取り組みは、高齢化の進展と旺盛なインバウンド需要を背景に、北海道の主要各地で安心快適なアクセシビリティ環境を整備し、誰もが移動しやすいモビリティ社会の実現を目指すもの。第一弾として、北海道ユニバーサルツーリズム推進協議会(HUT)と協業し、札幌駅で「ウィル」のレンタルサービスを8月1日から夏の旅行需要期に合わせて期間限定で開始する。
AGHトヨタ札幌は2025年4月に札幌と函館を中心に展開していたトヨタ販売店事業を統合して設立された。多様化するライフスタイルや移動ニーズに対応し、地域に密着したモビリティ事業を展開している。ウィルの取り扱いは、免許返納後の移動手段や自転車の代替として日常的な利用や一時的な利用ニーズに応えるためのサービスの一環だ。