日産自動車は7月30日、2025年度第1四半期決算を発表した。合わせてイヴァン・エスピノーサ社長が経営再建計画「Re:Nissan」の進捗について説明した。
経営再建計画「Re:Nissan」で、日産は2026年度までに自動車事業の営業利益とフリーキャッシュフローの黒字化をめざしている。目標の達成に向け、既に具体的な取り組みが開始された。経営再建計画の主要な柱は、コスト構造の改善、市場・商品戦略の再定義、パートナーシップの強化の3つだ。
2026年度のコスト削減目標は5000億円で、2024年度実績比で変動費2500億円、固定費2500億円の削減を計画している。