世界初のレベル4自動運転車、レノボとWeRideが共同開発 NVIDIAの最新チップ搭載

WeRide(文遠知行)のレベル4の自動運転車
  • WeRide(文遠知行)のレベル4の自動運転車
  • NVIDIAの最新DRIVE AGX Thorチップ搭載のHPC3.0高性能コンピューティングプラットフォーム
  • エヌビディア(NVIDIA)の最新DRIVE AGX Thorチップ
  • エヌビディア(NVIDIA)の最新DRIVE AGX Thorチップ

自動運転技術を手がける中国のWeRide(文遠知行)は、レノボと共同開発し、エヌビディア(NVIDIA)の最新DRIVE AGX Thorチップを搭載したHPC3.0高性能コンピューティングプラットフォームを発表した。

新しいHPC3.0プラットフォームは、WeRideの最新世代ロボタクシー「GXR」に初搭載され、エヌビディアDRIVE AGX Thorを搭載した世界初の量産レベル4(L4)自動運転車となった。完全な自動車グレードのHPC3.0は、自動運転システムのコストを50%削減し、GXRの大規模商用展開への道を開く。

WeRideのHPC3.0プラットフォームは、安全認証されたDriveOSで動作するデュアルエヌビディアDRIVE AGX Thor構成を特徴とし、レノボのAD1 L4自動運転ドメインコントローラー上に構築されている。最大2000TOPSのAI演算能力を持ち、L4自動運転をサポートする最も強力なコンピューティングプラットフォームになるという。


《森脇稔》

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