ホンダの米国オハイオ州のアンナエンジン工場(AEP)が40周年を迎えた。同工場は、世界最大のホンダ自動車エンジン工場として知られている。
現在、ホンダEVハブの重要な一部となっているAEPは、オハイオ州にある3つの生産施設の1つで、柔軟な製造コンセプトを推進している。国内外の部品を使用して、内燃エンジン、ハイブリッドパワートレイン、電気モーターを同じ生産ラインで製造している。
AEPは1985年7月22日にオートバイエンジンの生産を開始して以来、自動車やパワースポーツ製品向けを含む3250万台以上のエンジンと、さまざまなパワートレインコンポーネントを製造してきた。自動車エンジンの生産は1986年に始まり、ホンダ『シビック』用の4気筒エンジンが最初だった。
現在AEPでは、1.5リットル、2.0リットル、3.0リットルターボエンジンを含む、さまざまなV6および直列4気筒エンジンを生産している。生産実績には高性能車両や燃費効率の高いハイブリッド電気モデル向けの多様なエンジンが含まれる。