鈴与(静岡県静岡市)、T2(東京都千代田区)、月桂冠(京都府京都市)の3社は、自動運転トラックを用いた日本酒の幹線輸送実証を、関東・関西間の高速道路一部区間で開始した。
物流業界では慢性的なドライバー不足が深刻化しており、日本酒の輸送においても持続可能性の確保が課題となっている。こうした社会課題に対応するため、3社が共同で実証実験に取り組む。
実証実験では、京都市にある月桂冠の物流拠点から神奈川県厚木市にある鈴与の拠点までを結ぶ高速道路の一部区間で、T2が開発した自動運転トラックを使用。月桂冠の「つき」2Lパックなどの日本酒を輸送し、自動運転トラックによる持続可能な物流オペレーションが実現できるかを検証する。
