BYD、EV『ドルフィン』で英国初のV2G実用化…自宅充電が無料に

BYDがEV『ドルフィン』で英国初のV2G実用化
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BYDは、英国最大のエネルギー供給会社オクトパスエナジーと提携し、英国初のV2G(Vehicle-to-Grid)対応バンドル「パワーパックバンドル」を発表した。

オクトパスエナジーのエネルギーテックサミットで発表されたこのバンドルには、V2G対応のBYD『ドルフィン』のリース、V2G対応ザプテックプロ充電器、そして自宅での完全無料充電を可能にするスマート料金プランが含まれている。

一般的なEVドライバーは、標準的な変動料金と比較して年間620ポンドの電気代削減が可能で、ガソリン車と比較すると約1000ポンドの節約になるという。

V2G技術により、EVは車輪付きバッテリーとして機能し、充電だけでなくピーク時に電力網へ電力を送り返すことで、化石燃料を使う発電所の稼働需要を削減する。

パワーパックバンドルは、オクトパスエナジーグループの技術プラットフォーム「クラーケン」を使用して顧客の節約を支援し、可能な限りシンプルな仕組みを提供する。


《森脇稔》

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