ジゴワッツは、新サービス「パートナーシッププラン」を正式に開始したと発表した。このプランでは、Mode3EV充電器本体を大幅割引価格で調達できるほか、決済・運用管理・メンテナンスをワンストップで行えるプラットフォーム機能を提供する。これにより、あらゆる業種・規模の企業がEV充電事業に参入しやすい環境を整えた。
EV充電インフラを導入する企業にとって、初期コストや充電器の設置・運用のハードルは依然として高い。一方で、EVユーザーは安く、簡単に、便利に充電できるEV充電インフラ環境を求めている。導入側とユーザー側のこの収益性に関するギャップが、現在のEV市場の停滞感の大きな原因の一つとなっている。
そこで同社は、ハードウェアメーカーである強みを活かし、従来の価格を大幅に下回る水準でのEV充電器本体提供を実現。加えて、ソフトウェア、保守サービス、メンテナンス、決済を含む総合的なサポート体制を整えることで、「設備導入にかかる投資リスクを大幅に軽減」し、EVユーザーが「安く、簡単に、便利に」EVを充電できる環境を実現する。
同社は世界のEV充電プラットフォームを目指しており、本プランは日本国内だけでなく、海外にも展開予定だ。今後は決済FinTech企業や地図プラットフォームとの連携を進め、国境を越えてシームレスに利用できる充電ネットワークの形成を目指す。また、EVユーザー向けにEV充電事業を超えた様々なサービスを提供し、EVユーザーの自由な移動を支援しつつ、パートナー企業がビジネスチャンスを最大限に活用できるよう取り組んでいく。