イスラエルのサイバーセキュリティ企業のPlaxidityX(プラクシディティ エックス)は、自動運転を手がけるティアフォーに対し、サイバーセキュリティコンサルティングサービスを実施したと発表した。
ティアフォーは2024年6月、日本国内の空港におけるターミナル間旅客輸送を目的とした低速自動運転バスの実証実験を行う政府プロジェクトに採択されている。この実証実験開始にあたっては、国連規則UN-R155およびISO/SAE 21434標準への適合証明が重要な前提条件となっていた。
PlaxidityXは、ティアフォーのサイバーセキュリティ対策の現状と規制要件とのギャップ分析を実施し、特定されたギャップを解消するためのカスタマイズされたサービスパッケージを提案・提供した。このパッケージには、サイバーセキュリティプランの策定、脆弱性監視やインシデント対応といった継続的サイバーセキュリティ活動、サイバーセキュリティ・インターフェース・アグリーメント(CIA)、テスト計画、TARA(脅威分析およびリスク評価)支援、サイバーセキュリティケースおよび検証レポートの作成支援などが含まれる。