三菱自動車、間接費管理基盤にクラウドシステム「SAP Concur」導入

三菱自動車本社
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経費管理クラウドを手がけるコンカーは、三菱自動車が間接費管理基盤として、「SAP Concur」を導入したと発表した。

三菱自動車は、2015年より他社に先駆けて「在宅勤務制度」を導入し、柔軟な働き方を推奨してきた。同社は現在の中期経営計画であるChallenge2025において「より一層働きやすい職場への改革」としてフリーロケーション化の更なる推進を図ってきた。

一方、経費精算業務においてデータの手入力や紙の提出に係る手作業等が大きな負担となり、同社が目指す多様な働き方の障壁となっていた。同社では、多数の従業員が海外出張を行っており、出張旅費の申請から精算までを一貫して処理できるサービスが求められていた。

こういった背景を踏まえ、三菱自動車は、経費精算業務の改革、業務効率化を実現すべく、SAP Concurを採用した。2025年5月から、利用開始となり、従業員約1万3000人が関わる間接費業務の効率化、コスト削減を支援する。


《森脇稔》

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