ルノーの新世代電気商用車、新開発SDVアーキテクチャ初採用へ

ルノーのSDVイメージ
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  • ルノー『トラフィック E-Tech エレクトリック』
  • ルノー『トラフィック E-Tech エレクトリック』
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ルノーは新世代のEV商用車3車種に、同社のEV部門「アンペア」が開発したソフトウェア定義車両(SDV)アーキテクチャを初めて採用すると発表した。

『トラフィック』、『エスタフェット』、『ゴエレット』と名付けられたこれらの電気商用車は、ソフトウェア定義車両(SDV)アーキテクチャを採用した同社初のモデルとなる。

SDVアーキテクチャは、ルノーの電気自動車部門であるアンペアが開発した柔軟でスケーラブルな設計思想だ。従来の車両設計では、シャシーとパワートレインを中心に構築し、その後に電子機能や装備を追加していた。この方法では、1台の車両に最大80個のECU(電子制御ユニット)が必要となり、性能向上や新機能の追加に制限があった。


《森脇稔》

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