いすゞとカミンズが共同開発、「完全統合型」新型電動パワートレインの革新性とは

いすゞとカミンズが新型電動パワートレインを共同開発し2027年から生産の『Fシリーズ』EVに搭載
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カミンズのゼロエミッション部門のAcceleraは、いすゞ自動車と共同開発している新型電動パワートレインを、4月28日に米国カリフォルニア州で開幕する「ACTエキスポ」で初公開する。

両社は、北米市場向けの電動トラックも共同開発。2027年に、電気自動車化した中型トラック『Fシリーズ』の生産を開始する予定だ。

この新型電動パワートレインは、完全統合型のパワートレインとなる。Acceleraの次世代バッテリー、eアクスル、アクセサリー、制御システムが搭載され、顧客に革新的で汎用性の高い脱炭素化ソリューションを提供する。

いすゞ自動車の米国部門のショーン・スキナー社長兼CEOは、「米国とカナダの顧客向けに、Acceleraとの協力のもと、2027年からクラス6および7のFシリーズEVのゼロエミッショントラックを提供できることを大変嬉しく思う」とコメントした。


《森脇稔》

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