3日の日経平均株価は前日比989円94銭安の3万4735円93銭と3日ぶりに急反落。米政権の相互関税発動に為替円高が加わり、自動車や半導体関連株、金融株などを中心に、ほぼ全面安商状となった。
下げ幅は一時1600円を超え、昨年8月上旬以来、約8カ月ぶりの安値となる3万4100円台まで下落した。
2日のニューヨークダウは235ドル高の4万2225ドルと反発。米政府効率化省(DOGE)を率いるテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が近く退任すると一部で報じられ、これを好感した買いが入った。ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸。電気自動車(EV)のテスラは5.33%高。