BYDは3月26日、2024年の通期(1~12月)決算を発表した。主要な業績指標が過去最高を記録している。
売上高は前年比29%増の7771億元に達し、株主に帰属する純利益は34%増の402億5000万元となった。グローバル新車販売台数は41%増の427万台を記録し、世界の自動車ブランドの中で第4位にランクインした。
BYDの急成長を支えているのが、積極的な研究開発投資だ。2024年度のR&D支出は前年比36%増の542億元に達し、純利益を大きく上回った。過去14年間で13回も純利益を上回る研究開発投資を行っており、累計投資額は1800億元を超えている。
この巨額投資により、第5世代DMハイブリッドシステムや3モーター駆動のe3プラットフォームなど、革新的な技術の開発に成功している。