トヨタモーターヨーロッパは18日、使用済み車両のリサイクルを最大化する新たな取り組み「トヨタ・サーキュラーファクトリー」を発表した。この施設は、環境に配慮したリサイクル、再利用、再製造を体系的に行うことを目的としている。
第一号となる施設は、英国のバーナストンにあるトヨタ自動車英国工場(TMUK)内に設置され、2025年第3四半期から稼働を開始する予定だ。将来的には、ヨーロッパ全域および世界中のリサイクル事業の中心的存在となることを目指している。
トヨタ・サーキュラーファクトリーでは、使用済み車両の処理を3つの主要分野に分類して行う。まず、再利用可能な部品は厳密な検証プロセスを経て、小売業者や部品販売業者を通じて市場に再投入される。