コンチネンタルは、マイクロソフトの「Azure AI」サービスを活用して、製品開発を加速させると発表した。
新たに開発された「AI-Based Requirements Engineering」ツールは、人工知能を活用して膨大な仕様書を迅速かつ正確に分析し、個々の要件や開発タスクを適切な部門に自動で割り当てることができる。これにより、従来は手作業で行われていた時間のかかるプロセスを最大80%削減することが可能となった。
コンチネンタルによると、これまで1つの開発プロジェクトで最大3万7500時間を要していた要件管理作業が、このAIツールの導入により大幅に短縮されるという。システム開発や仕様書の複雑化が進む中、要件管理の効率化は極めて重要な課題となっていた。