エムケーカシヤマが展開するハイパフォーマンスブレーキブランド・WinmaXから、スズキ『スイフトスポーツ』(ZC33S)用「SP4SS」モデルが追加、販売が開始された。
今回発売されたSP4SSは、同社のレーシングキャリパーシリーズの開発思想に基づき、キャリパーボディを含むすべてのパーツを新規設計している。
SP4SSの特徴は、ストリートでの使用から本格的なサーキット走行まで幅広く対応できる性能だ。開発には2年間の実戦テストが費やされ、スイフトスポーツの軽量ボディとチューニング領域の広さを考慮した設計となっている。
キャリパーボディには超々ジュラルミンを採用し、5軸加工により精密に仕上げられている。表面加工には硬質アルマイトを施し、熱履歴による性能変化を最小限に抑制。また、ピストンシールには新規開発の素材を使用するなど、細部にまでこだわった設計となっている。
対応するローター径は300~330mmで、コンパクトながらバランスの取れたセパレートタイプのキャリパーボディを採用。ダストシールも装着されており、ストリート走行でも安心して使用できる仕様となっている。
セットはキャリパーボディー・ブラケット・ブレーキローター・ブレーキパッド・ブレーキホース・ボルト類一式で構成。価格は47万3000円(税込)。なお、ブレーキパッドはWinmaX製品から選択が可能となっている。