三菱自動車は1月30日、2024年暦年の生産・販売・輸出実績を発表した。国内生産とグローバル生産が前年比マイナスに転じたものの、国内販売は4年連続で前年比プラス、軽自動車は前年比127.9%と台数を伸ばした。
●国内生産がマイナスに転じ、グローバル生産もマイナスに
国内生産は48万1616台(前年比96.2%)で2020年以来、4年ぶり前年割れとなった。2024年12月まで5か月連続で前年比減となっている。
海外生産は46万3092台(前年比88.5%)で3年連続の前年割れとなった。うちアジアでの生産は45万0399台(前年比88.0%)、さらにそのうちタイでの生産が23万4335台(前年比85.3%)、インドネシアでの生産が13万7197台(前年比89.2%)となっている。
グローバル生産は94万4708台(前年比92.3%)で、2年ぶりの前年比割れに転じた。2024年12月まで11か月連続前年比減が続いている。