ZFは、電動アシスト自転車向けの新パワートレイン「ZF Bike Eco System」の欧州市場投入に合わせ、包括的なサービス体制とトレーニング体制を発表した。
この3段階の概念により、メーカー、販売店、エンドユーザーの整備や改造にかかる手間を最小限に抑えることが可能になるという。
ZFは製品開発の初期段階から、高品質で充分にテストされ、整備が容易な製品の実現に重点を置いてきた。その結果、「ZF CentriX」駆動ユニットは数分で取り付け・取り外しが可能となっている。また、リモコンやディスプレイ、ライトなどの他のコンポーネントも、プラグアンドプレイ方式を採用することで、いつでも簡単に後付けやZF Bike Eco Systemへの統合が可能だ。
2025年内には、ZFは欧州全域でe-bike販売店向けの現地トレーニングコースを開始する予定だ。これらのコースでは、ZFの専門家が製品、整備、新しいコンポーネントの統合、サービスコンセプトに関する実践的な知識を伝授する。登録済みの販売店は、ZF Dealer Service Portalで日程の概要を確認し、申し込むことができる。
同ポータルでは、個別のサービスおよびトレーニング動画も提供される。これにより、整備スタッフは一般的なサービスケースについて、販売スタッフは機能や新製品、コンポーネントの統合について効率的に学ぶことができる。