全国軽自動車協会連合会は1月6日、2024年の軽自動車新車販売台数(新車新規検査台数、トレーラーなどを除くナンバーベース)は155万7868台、2023年の174万4919台から10.7%減となり、2年ぶりのマイナスになったと発表した。12月の販売台数は11万9040台で、5か月連続のマイナスだった。
年間販売台数の内訳は、乗用車が120万2095台、前年比10.4%減(2年ぶり減)、貨物車は35万5773台で同11.8%減(2年連続減)だった。
12月の軽自動車新車販売台数は、全体で11万9040台、前年同月比8.8%減となり、5か月連続のマイナスとなった。車種別では、乗用車が9万5812台で前年同月比5.1%減(3か月連続減)、貨物車が2万3228台で同21.5%減(2か月連続減)だった。
車名別(通称名別)で2024年1~12月の最多販売車種はホンダ『N-BOX』だった。20万6272台を販売し、前年同期比89.1%とやや台数を減らしながらも1位となった。N-BOXは暦年の軽四輪車新車販売台数において10年連続の首位、登録車も合わせた新車販売台数においても3年連続の首位獲得だ。
続く2位はスズキ『スペーシア』で16万5679台、前年同期比135.5%で3位からの上昇、3位はダイハツ『タント』で9万3759台、前年同期比58.8%で2位から下降。ダイハツは認証不正に伴う生産停止が影響した形だ。