17日の日経平均株価は前日比92円81銭安の3万9364円68銭と続落。米ナスダック市場の最高値更新、為替円安を受けて買いが先行し、上げ幅は一時300円を超えた。しかし、買い一巡後は失速。
香港市場などアジア株安も投資家心理に影響し、引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
16日のニューヨークダウは前日比110ドル安の4万3717ドルと、2018年6月以来の8日続落。ハイテク株の一角が買われたが、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株の下落が相場の重しとなった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は続伸し、11日以来の最高値更新。電気自動車(EV)のテスラは、アナリストが目標株価を引き上げたことも好感され6.14%高。