トヨタ自動車は、米国ケンタッキー州の工場に9億2200万ドルを投資し、先進的な塗装施設を新設すると発表した。
この施設は、生産効率の向上、環境負荷の低減、車両塗装の品質向上を目的としている。
新施設は2027年の稼働開始を予定しており、約9万3000平方mの生産能力を追加する。同時に、二酸化炭素排出量を30%削減し、年間の水使用量を570万リットル(150万ガロン)削減する見込みだ。この取り組みは、将来の車両生産における柔軟性を高め、トヨタが掲げる2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環となる。