9日の日経平均株価は前週末比69円33銭高の3万9160円50銭と反発。米ハイテク株高を手掛かりにした買いが入った半面、上値では戻り待ちの売りと利益確定売りが出るなど、方向感の乏しい展開が続いた。
先週末のニューヨークダウは前日比123ドル安の4万4642ドルと続落。週半ばに過去最高値を更新したとあって、主力株の一角に利益確定の売りが優勢となった。一方でハイテク株の一角への買いが相場を支えた。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は反発し、4日以来となる最高値を更新。電気自動車(EV)のテスラは5.34%高。