いすゞ自動車は12月4日、平塚市、神奈川中央交通、三菱商事、アイサンテクノロジー、A-Driveの5者とともに、神奈川県平塚市内で自動運転レベル2の実証実験を行うと発表した。
6者は、平塚市内の自動運転移動サービスを中心とした地域公共交通のDX推進に係る連携協定を締結した。この協定に基づき、2023年12月24日から26日、および2025年1月8日から20日の期間、平塚駅前において、いすゞの大型路線バス『エルガ』を用いた自動運転レベル2(運転士同乗)の実証実験を行う。
今回の実証実験は、2023年1月に実施された実験に続くもの。今回は2025年1月9日から20日の期間中、一般ユーザーも事前予約制で試乗が可能。これにより、地域住民が最新の自動運転技術を直接体験する機会となる。
連携協定の主な内容には、地域公共交通のDX推進、MaaSによる移動の利便性向上、地域特性に即した自動運転技術の実証、自動運転バスの運用・サービス面における課題点の検証などが含まれる。協定参加者は相互に密接な連携・協力を行い、各自が持つ資源を有効活用した取り組みを推進する。