2024年11月の二輪車に関する記事のアクセス数を元に、独自ポイントで集計したランキングです。今月はオーストリア「KTM」の破産に関する記事に注目が集まりました。

モーターサイクルメーカーのKTMは11月26日、自主管理による破産手続きをオーストリアで開始すると発表した。KTMのステファン・ピエラーCEOとゴットフリート・ノイマイスター共同CEOが、同社の5000人以上の従業員に向けて、現在の財務上の課題に対処し、KTMの将来を確保するための包括的な計画を発表した。

ヤマハ発動機は11月4日、スポーツスクーター「MAXシリーズ」の新型『NMAX125』と『NMAX125 Tech MAX』を欧州で発表した。6月にインドネシアで155ccの「ターボ」モデルが発表されて話題となったNMAXのグローバル仕様となる。

ホンダは11月5日に開幕したEICMA2024(通称ミラノショー)で、『CB750ホーネット』の2025モデルを発表した。日本にも導入予定だといい、SNSでは「ずっと待っていました」など期待を寄せるコメントが集まっている。

スポーツスクーターというカテゴリーの元祖とも呼べるヤマハ『TMAX』の新モデルが、欧州現地時間の10月31日に発表された。2025年モデルとなるTMAX、およびTMAX Tech MAX(テックマックス)ではデザインの刷新や、電子制御の強化などでアップデートされた。

スズキは11月5日に開幕した「EICMA2024」(通称ミラノショー)で、新型のデュアルスポーツバイク『DR-Z4S』と『DR-Z4SM』を世界初公開した。2000年に登場した『DR-Z400S』を源流に持つモデルで、シーンを選ばない走りからグローバルで人気を博したが、排ガス規制などの影響で販売を終了していた国もあった。新型DR-Z4S/SMは、あらゆる市場での適合、販売を見据え開発された。

カワサキモータースジャパンは11月1日、100年の歴史をもつメグロブランドの新規モデル『メグロS1』を発表した。SNSでは、すでに予約してきたといった声も見られ、新型メグロの日本発売を待っていたファンの興奮が感じとれる。

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、新型ミドルアドベンチャー『タイガー・スポーツ660』を発表した。ライバル車が数多い600ccセグメントでの競争力強化を目指したモデルで、ライダーにフォーカスした先進機能を多数搭載し進化した。そんな新型タイガー・スポーツ660にバイクファンは注目している。

ヤマハ発動機は欧州で、新型『テネレ700』と『テネレ700ラリー』を発表した。1990年代に世界一過酷なラリーと言われるパリ・ダカール・ラリーを制覇したモデルを起源に持つ本格アドベンチャーバイクの最新モデルだ。軽量で取り回しのしやすさが特徴のテネレだが、新型ではシート高が低くトラベルサスペンションが短いモデルも登場。間口を広げると同時に、ラリーではオフロード愛好家向けに「真のパワーアップ」を遂げたという。