ホンダは11月27日、1964年に初の船外機を発売してから今年で60周年を迎えたと発表した。
同時に、環境に配慮した4ストロークエンジンの開発や、最新の操船支援システムの導入、さらに将来に向けた電動推進機の開発など、マリン事業の取り組みと展望を明らかにした。
ホンダは「水上を走るもの、水を汚すべからず」という信念のもと、1964年に初の船外機GB30を発売。以来、4ストローク汎用エンジンを独自に進化させてきた。1990年には45馬力のBF45を、1992年には欧州の厳しい排出ガス規制に適合したBF8Bを発売。1998年にはHonda独自技術のPGM-FIを導入するなど、環境性能の向上に努めてきた。