国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、NEC、東北大学、トヨタ自動車東日本は11月7日、公衆網とローカル5Gを組み合わせたネットワークを活用し、移動体との無線通信を安定化するSmart Resource Flow(SRF)無線プラットフォームの実証実験に成功したと発表した。
この実験は、トヨタ自動車東日本の宮城大衡工場で行われ、公衆網(5G/LTE)とローカル5Gを切り替えて移動体との無線通信品質を評価した。その結果、サービスエリアの広さなどの特性が異なる公衆網とローカル5Gによるハイブリッドなネットワークを活用し、通信が途切れることのない安定化が実現できることを確認した。