キャンピグカーシェアのカーステイ、普通車もOK…テント貸し出しなど要件

カーステイがカーシェア車両登録要件を拡大適用
  • カーステイがカーシェア車両登録要件を拡大適用
  • 登録可能な車両の例:4WD、SUV
  • 登録可能な車両の例:ミニバン、ワンボックス
  • 登録可能な車両の例:ピックアップトラック
  • 登録可能な車両の例:ステーションワゴン

キャンピングカーに特化したカーシェアを展開するカーステイ(Carstay)は、車中泊仕様の車両以外で登録ができる要件を拡大し、大人1人以上が宿泊できるテントの貸出しが可能なことを条件に、普通車のカーシェアリング・サービスを開始する。

普通車の利用開始は2025年1月を予定しており、サービス開始までに100台以上の仮登録を目指す。利用料金は1台平均約1万5000円/24時間。10月23日から普通車の個人オーナーやレンタカー事業者向けに、仮登録を開始した。登録はカーステイのウェブサイトまたは専用フォームで行うことができる。

カーステイは、アウトドアを楽しむためのカーシェア車両を増やし、車を通じた新たなライフスタイル「バンライフ」の普及を目指している。バンライフは、車を家やオフィスのように利用し、働く・遊ぶ・暮らしの拠点とするものである。カーステイは2024年に過去最高の売上と予約数の記録を見込んでおり、キャンプ道具と普通車のセットシェアを通じて、新たな価値を創造し、需要を生み出せると考えている。

カーステイは2020年6月からキャンピングカーに特化したカーシェアを展開し、現在約500台の車両と6万人以上の会員をもつ。さらに、キャンピングカー旅行者向けに全国の駐車場や空き地を予約できるスペースシェアのプラットフォームも提供している。今後は「動くホテル」や「動く家」といった新たなモビリティ文化の構築をめざし、キャンピングカーの製造事業も展開していくという。

《高木啓》

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