課題はやはり「価格と充電ステーション」…アンケート調査が示すEV普及の実態

EVの運転経験割合
  • EVの運転経験割合
  • EV購入検討の割合
  • EVの購入を検討したが購入しなかった理由
  • 調査「EVがどうなったら購入するか」
  • 調査「EVの車両価格がいくらになったら購入するか」
  • EVを購入した理由
  • 調査概要

パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「電気自動車(EV)」に関するアンケート結果を発表した。調査から、会員の中で、EVの運転経験があるドライバーは5人に1人以下であるということが判明した。

◆未だに少ないEVの運転経験者、購入に踏み切れない理由

本調査はあくまでも「タイムズクラブ」会員に限られたもので、データは一般ドライバーのEV運転経験の割合を示すものではない。

調査によると、EVの運転経験がある人は会員全体の2割程度にとどまることが分かった。同時にカーシェアリングサービス「タイムズカー」の会員は、非会員に比べてEVの運転経験が5ポイント高く、カーシェアへのEV導入が利用機会の創出に寄与していることも示されている。

充電ステーションの整備が価格と並んでEV普及の課題となっている。

しかし、それでもEVの購入を検討したことがない人は全体で8割以上であり、特に20代以下ではその割合が9割に達している。EVの購入を検討しなかった理由として最も多かったのは「充電ステーションが少ない」63%、次いで「車体価格が高い」60%、そして「航続距離に不安がある」45%だった。


《レスポンス編集部》

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