BMWの無人輸送車、自動運転で最大55トン積載可能…ドイツ工場に導入

BMWグループがドイツ・レーゲンスブルク工場に導入した自動運転の無人輸送車
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BMWグループは6月18日、ドイツ・レーゲンスブルク工場に自動運転の無人輸送車を導入した、と発表した。

BMWグループは、製造プロセスのデジタル化と自動化を推進している。この無人輸送車は電動駆動装置を備え、プレスライン用のプレス工具や鋼板の内部輸送を自動運転で行う。最大55トンの積載能力を持ち、4km/hで工場内を正確にナビゲートする。このシステムは世界で唯一という

新しい無人輸送車は、Pefra製のLiDAR技術を使用している。カメラやレーダーセンサーと連携し、周囲の監視、障害物検知、距離測定を行い、複雑な環境でも安全性と効率を向上させる。3D LiDARプロセスは、無数の光学距離測定を組み合わせて環境の3D画像を生成する。


《森脇稔》

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