ヒョンデ、燃料電池トラックをクリーン物流で拡大展開へ…米国発表

ヒョンデの燃料電池トラック『XCIENT』
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ヒョンデは5月21日、米国で開催中の『Advanced Clean Transportation(ACT)Expo」において、燃料電池トラック『XCIENT』を米国のクリーン物流事業で拡大展開すると発表した。

同社は5月20日にラスベガス・コンベンションセンターで開幕したACTエキスポに、燃料電池トラックのXCIENTと燃料電池システムを出展し、デジタル展示を通じて車両の改良コンセプトや水素バリューチェーン技術を紹介している。

ヒョンデのグローバル商用車および水素事業部門を統括するケン・ラミレス氏は、同社の水素社会構築へのコミットメントを強調し、水素の真の価値とヒョンデグループのクロスインダストリー能力を活用して、水素社会のビジョンを実現する方法について語った。

今年初め、ヒョンデはHTWOブランドの水素バリューチェーンにおける役割拡大のビジョンを発表し、グローバルなエネルギー転換の原動力となることを示した。ヒョンデは、グループの統合能力を活用して水素社会のビジョンを実現することを目指している。

ヒョンデの北米の商用車および水素事業開発部門を統括するジム・パーク氏は、ノルカルゼロプロジェクトやクリーン物流プロジェクトなど、米国の主要な水素物流プロジェクトにおける燃料電池電動トラックXCIENTの展開について、詳細を述べた。


《森脇稔》

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