パナソニックエナジーは、住之江工場(大阪市)内に新たな生産プロセス開発棟を設立し、4月11日に竣工式を行った。この新棟は、電気自動車(EV)市場の拡大に伴い、車載用リチウムイオン電池の性能向上と生産能力の増強を目指すものだ。
新棟は鉄骨造4階建て、延床面積約7900平米で、イノベーションを象徴するデザインが特徴だ。実験エリアでは次世代プロセスの量産化技術開発が行われ、約400人の生産技術人財が勤務予定。2025年には西門真地区にも研究開発棟が完成し、合わせて約1100人が電池研究開発に従事することになる。