ホンダとBMWグループ、フォードモーターは9月12日、EVを活用して電力ネットワーク安定化に貢献するエネルギーサービスを手がける新会社「チャージスケープ」を、米国に設立することで合意した、と発表した。
チャージスケープは、複数の自動車メーカーと米国、カナダ内に数多く存在する電力会社とを結ぶ共通の情報プラットフォームを構築する。これにより、各自動車メーカーのEVが電力ネットワークと効率よくつながり、台数規模を生かした幅広い調整力で電力ネットワークの安定化を目指していく。
また、この安定化を通じて、電力ネットワークにおける再生可能エネルギー由来電力の活用を最大化し、二酸化炭素排出量の削減に貢献するとともに、EVユーザーの充電料金や電力会社のコストを削減することを狙う。