東急バス、ドライバー不足に対応するため東急トランセを吸収合併

東急トランセが運行するバス(参考画像)
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東急バスは、ドライバーを確保するため、100%子会社の東急トランセを、2024年4月1日付けで吸収合併すると発表した。

東急トランセは「従来とは異なった輸送サービスの提供」を目的に、1998年に東急バスが完全子会社として設立し、小型車を使って渋谷~代官山地域を循環する路線バスをはじめ、東急バスの路線バスの運行受託、空港高速バス、貸切バス事業で東急バスと一体となった事業を展開してきた。

一方、バス輸送業界は乗務員の採用環境が悪化するとともに、2024年4月に施行されるドライバーの拘束時間の上限や休息期間の基準が改正される「バス運転者の改善基準告示」によって、必要な乗務員数が増加してドライバー不足が拡大、現在の輸送力の維持が困難になることが予想されている。


《レスポンス編集部》

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