【鈴鹿8耐】いよいよ公式セッションがスタート…予選1回目はTeam HRCがトップタイム

予選暫定トップの#33 Team HRC with Japan Post(長島哲太/高橋巧/チャビ・ビエルゲ)
  • 予選暫定トップの#33 Team HRC with Japan Post(長島哲太/高橋巧/チャビ・ビエルゲ)
  • #33 Team HRC with Japan Postの長島哲太
  • 予選暫定2番手の#7 YART Yamaha Official EWC TEAM(ニッコロ・カネパ/マーヴィン・フリッツ/カレル・ハニカ)
  • 予選暫定3番手の#12 Yoshimura SERT Motul(グレッグ・ブラック/シルバン・ギュントーリ/エティエンヌ・マッソン)
  • #12 Yoshimura SERT Motulのシルバン・ギュントーリ
  • 予選暫定4番手の#17 Astemo HondaDream SI Racing(水野涼/渡辺一馬/作本輝介)
  • 予選暫定5番手の#76 AutoRace Ube Racing Team(ハフィス・シャーリン/ダン・リンフィット/津田拓也)
  • 予選暫定6番手の#1 F.C.C. TSR Honda France(マイク・ディ・メリオ/アラン・テシェ/タラン・マッケンジー)

三重県・鈴鹿サーキットで4日、鈴鹿8耐の公式セッションがスタート。初日に行われた公式予選1回目では#33 Team HRC with Japan Postが平均タイム2分5秒922で暫定トップに立った。

真夏の祭典、2023 FIM世界耐久ロードレース 第3戦"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース第44回大会の公式セッションが4日から始まった。これまでは直前に2日間の合同テストが行われ、金曜日にフリー走行と公式予選が、土曜日に公式予選の上位10チームによるトップ10トライアルが行われていたが、今大会は金曜日に合同テストが1セッションとフリー走行、そして公式予選の1回目が行われ、土曜日に公式予選2回目とトップ10トライアルが行われるスケジュールとなった。

4日金曜日に行われた1時間半の合同テストでは#7 YART Yamaha Official EWC TEAM(ニッコロ・カネパ/マーヴィン・フリッツ/カレル・ハニカ)が2分6秒424でトップ。2時間のフリー走行では#33 Team HRC with Japan Post(長島哲太/高橋巧/チャビ・ビエルゲ)が2分6秒458でトップとなり、ヤマハとホンダが分け合う結果となった。

各チーム2名ないし3名がブルーライダー・イエローライダー・レッドライダーとして登録され(2名のチームはブルーとイエローのみ)、公式予選ではそれぞれ別に20分間のタイムアタックが行われる。予選結果は3名のうち速い方から2名のタイムを抽出し、その平均で順位が付けられる。

4日金曜日に行われた1回目の公式予選では、ブルーライダー予選でTeam HRCの長島哲太が2分5秒722のトップタイムをマーク。イエローライダー予選ではYART Yamahaのマーヴィン・フリッツが2分7秒084でトップとなった。最後となるレッドライダー予選ではYART Yamaha のカレル・ハニカが2分6秒009でトップとなり、YART Yamahaが2回のセッションを制する結果となった

しかし平均タイムではYART Yamahaの2分6秒261に対し、Team HRCは2分5秒922と約0.3秒速く、Team HRCが予選1回目で暫定トップに立った。

王者奪還を目指すYART Yamahaは惜しくも2番手。以下#12 Yoshimura SERT Motul(グレッグ・ブラック/シルバン・ギュントーリ/エティエンヌ・マッソン)、#17 Astemo HondaDream SI Racing(水野涼/渡辺一馬/作本輝介)と続き、初参戦の#76 AutoRace Ube Racing Team(ハフィス・シャーリン/ダン・リンフィット/津田拓也)が5番手につけた。

公式予選は5日土曜日の午前に2回目が行われ、1回目も含めた最速タイムの平均で順位がつけられる。このうち上位10台は午後に行われるトップ10トライアルで1台ずつタイムアタックを行い、ポールポジションから10位までのスターティンググリッドが決められる。

注目の決勝レースは6日日曜日11時30分にスタートする。

■鈴鹿8耐公式予選1回目結果(トップ20)

※タイムはチーム内上位2つのタイムの平均(手元集計)

1. #33 Team HRC with Japan Post/2分5秒922
2. #7 YART Yamaha Official EWC TEAM/2分6秒261
3. #12 Yoshimura SERT Motul/2分7秒062
4. #17 Astemo Honda Dream SI Racing/2分7秒121
5. #76 AutoRace Ube Racing Team/2分7秒236
6. #1 F.C.C. TSR Honda France/2分7秒268
7. #104 TOHO Racing/2分7秒315
8. #73 SDG Honda Racing/2分7秒424
9. #37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM/2分7秒491
10. #95 S-PLUSE DREAM RACING -ITEC/2分7秒637
11. #71 Honda Dream RT SAKURAI HONDA/2分7秒768
12. #11 Kawasaki Webike Trickstar/2分7秒955
13. #40 Team ATJ/2分8秒263
14. #74 AKENO SPEED/2分8秒475
15. #88 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA/2分8秒596
16. #50 TEAM KODAMA/2分8秒603
17. #9 TTSRacing MurayamaUnso HondaDream/2分8秒840
18. #86 NCXX RACING with RIDERS CLUB/2分9秒038
19. #54 GOSHI Racing/2分9秒081
20. #44 SANMEI Team TARO PLUSONE/2分9秒190

《藤木充啓》

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